欧州株:下落、アイルランドなどの債務懸念強まる-ミシュラン安い

欧州株式相場は下落。アイルラ ンドとポルトガルの国債急落でソブリン債危機が悪化しつつあるとの 懸念が深まったほか、9月の米消費者信頼感指数が7カ月ぶり低水準 に落ち込んだことが背景にある。

フランスのタイヤメーカー、ミシュランは急落。12億ユーロ (約1360億円)の株主割当増資計画を明らかにしたことが売りを誘 った。アイルランド銀行も安い。オランダの塗料メーカー、アクゾノ ーベルは2.2%下げた。配当見通しがアナリスト予想に届かなかった ことが嫌気された。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%安の262.36で終了し た。同指数は月初来では4.4%高となっている。

ストアブランド・アセット・マネジメント(オスロ)のファンド マネジャー、エスペン・ファーネス氏は、「欧州の周縁国に関する懸 念が再び高まった。不安は銀行にも及んでいる」と述べ、「投資家は 通常よりも若干神経質になっている。9月のリターン(投資収益率) がこれまで良かっただけに、なおさらのことだ」と続けた。

28日の西欧市場では、18カ国中12カ国で主要株価指数が低下 した。

ミシュランは10%安と、過去12年で最大の値下がりとなった。 アイルランド銀は7.4%下落。ストックス600欧州指数の銀行銘柄 は1%安と、19産業グループの中で2番目に大きな下げを記録した。