英BP社債保証コスト、投資適格級回復を示唆する水準に低下-CDS

クレジット・デフォルト・スワッ プ(CDS)市場では、英石油会社BPの社債保証コストが、投資適 格級の回復を示唆する水準まで低下した。メキシコ湾での原油流出を 封じ込めてから2カ月余り経過している。

CMAのデータによれば、BPの期間5年のCDSスプレッドは、 ニューヨーク時間27日午後5時24分(日本時間28日午前6時24分) 現在、2.9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下がり、189b p。少なくとも631bpとなっていた6月16日の水準から低下した。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスの親会社、 ムーディーズ・コープの資本市場調査グループは同日、BPのCDS スプレッドが23日までに、投資適格級の一番下の「Baa3」を示唆 する水準まで低下したと指摘した。

米企業の社債保証コストはこの日、上昇。マークイット ・グルー プによれば、北米企業の信用リスクの指標であるマークイットCDX 北米投資適格指数(シリーズ15)のスプレッドは、1.4bp上げて110 bpとなった。

モルガン・スタンレーのストラテジスト、アダム・リッチモンド 氏は、欧州の銀行の格下げなどが「市場のトーンを弱めた」と指摘。 米ダラス連銀が示したテキサス地区の製造業指数が市場予想を下回っ たことも社債保証コスト上昇の要因として挙げた。

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