S&Pのビアーズ氏:ソブリン格付け引き下げの時代は続く公算

財政赤字や人口動態による財政へ の圧力を背景に、ソブリン格付けの引き下げの時代は続く公算が大き いと、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のア ナリスト、デービッド・ビアーズ氏は指摘した。

S&Pのソブリン格付け世界責任者を務めるビアーズ氏は27日 にロンドンで開かれたイベントで、「人口動態からの財政への圧力が迫 っているため、ソブリン格付けの引き下げが相次ぐ状況がかなり長期 にわたって続く時代に入っていると、わたしやわたしのチームは考え ている」と述べた。

ビアーズ氏はまた、「今は平時ではない」と述べ、「信用格付けの 面で犠牲が生じることになるとしても、各国政府が財政的な決定を下 すことは完全に認められることだ」と指摘。一方で「ギリシャなど支 払い能力に疑念が生じた国に関しては、財政上の選択肢」はより限定 的だと分析した。

同氏は、ユーロ圏の成長の可能性は悪化し続ける恐れがあると述 べ、一部の加盟国では予算の弱さが露呈しているとの見解を示した。

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