ブラジル株:ボベスパ指数は4月以来の高値、中国工業利益の増加で

27日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が反発し、今年4月以来の高値を付けた。同国最大 の貿易相手国である中国の工業利益が増加し、経済成長見通しが高ま ったことが好感された。

鉄鉱石生産の世界最大手で中国を最大の輸出市場とするヴァーレ は5カ月ぶり高値に上昇。売上高で国内2位の住宅建設会社ガフィー ザはここ8週間で最大の上げ。ブラジルの資産家エイキ・バチスタ氏 が不動産会社の買収を検討していると、ブラジル紙バロール・エコノ ミコが報じたことが手掛かり。粗糖相場の上昇を受け、サトウキビ加 工最大手のコザンSAインダストリア・エ・コメルシオは1週間ぶり に値上がりした。

ボベスパ指数は前週末比0.9%高の68815.97と、4月26日以来 の高値で終了。同指数構成銘柄のうち値上がりは41銘柄、値下がりは 25銘柄。通貨レアルは0.1%安の1ドル=1.7124レアル。

レメ・インベスチメントスの運用担当者ジョアン・ペドロ・ブル ガー氏は「中国の需要は、鈍化の兆しにもかかわらず、向こう数年間 は堅調が続く見通しであることが示された」と述べ、「これはヴァーレ にとって非常にポジティブだ」と指摘した。

中国国家統計局がこの日発表した同国工業セクター企業の1-8 月の利益は、前年同期比55%増となり、企業の投資余力を増した。

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