英国債:上昇、10年債利回り2.97%-住宅価格下落で資産購入観測

英国債相場は上昇。この日発表 された9月の英住宅価格が過去1年半で最大の下落率となったことを 背景に、イングランド銀行(英中央銀行)が資産買い取りを再開する との観測が高まった。

9日開催された金融政策委員会(MPC)会合で、追加刺激策が 必要になるとの見方を一部メンバーが示したことが議事録で明らかに なり、量的緩和の再開観測から先週の10年債利回りは週間ベースで 低下した。ただ、23日にはここ1カ月で最大の上げとなる場面もあっ た。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS) の金利ストラテジスト、アンディー・チェイター氏は、「弱い経済デ ータは単に弱いと訳ではなく、量的緩和の確率が高まったことも意味 する」と述べ、「不透明感の高いこうした局面は継続する公算が大き い」と付け加えた。

ロンドン時間午後3時43分現在、10年債利回りは前週末比8 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.97%。同国債 (表面利率4.75%、2020年3月償還)価格は0.665ポイント上げ

114.545。2年債利回りは5bp下げ0.65%。

英調査会社ホームトラックが27日発表した9月の住宅平均価格 は前月比0.4%低下し15万7600ポンド(約2100万円)となった。 3カ月連続の値下がりで、下落率は昨年3月以来最大。住宅需要は昨 年1月以降で最も落ち込んだ。

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