世界経済に占める新興国の割合、15年までに先進国を上回る-世銀

世界銀行によると、世界経済に占 める新興国の割合は2015年までに先進国を上回る見通しだ。東南アジ アや中南米で中産階級が拡大し、公共・民間投資が増加することが背 景。

世銀のカヌート副総裁(貧困撲滅・経済運営担当)は電子メール で配布した声明で、「途上国が世界経済を救済するようになった」と指 摘。途上国が「成長の新たな原動力でこれからの世界景気を後押しす る一方で、高所得国は停滞するだろう」との見方を示した。

中国は今年4-6月(第2四半期)に日本を抜いて世界2位の経 済大国となった。世界経済の過去60年で最悪のリセッション(景気後 退)からの脱却では、新興国が先導役を果たしている。国際通貨基金 (IMF)のチーフエコノミスト、オリビエ・ブランシャール 氏は先 週、先進国は「プラス成長となるものの、低い伸びとなる」一方、途 上国は「非常に高い」水準で経済が成長するとの予測を示した。