欧州中銀とIMFの金売却は約94.5トン、約10年で最低-WGC

欧州の中央銀行や国際通貨基金 (IMF)が過去約1年間に売却した金は約94.5トンと、1999年に 始まった合意の下で最低水準となった。産金業界団体ワールド・ゴール ド・カウンシル(WGC)のデータで明らかになった。

欧州中銀ではドイツやギリシャ、マルタによる売却が目立ち、計

6.2トンを、IMFは88.3トンをそれぞれ手放した。このデータは今 月14日までの集計。中銀間の合意は、事前調整のない売却では金相場 が混乱して価格が下落するとの懸念から約10年前に始まったもので、 3回目の5年合意の初年度の期末が26日だった。

金相場は年ベースで、10年連続の上昇となる勢いで、少なくとも 1920年以降最長の上げ局面となっている。