ヘッジファンドのディーゼル燃料買い越し、6週ぶり高水準-欧州需要

ヘッジファンドのディーゼル燃料 価格上昇を見込む買い越しが6週間ぶりの高水準に増加した。工業用や 輸送用に利用されるディーゼル燃料の米国から欧州向けの輸出が倍増し たことが背景にある。

米商品先物取引委員会(CFTC)の週間報告によると、ヘッジフ ァンドなど大口投機家のヒーティングオイル(暖房油)の買い越しは 21日終了週に58%増加した。ヒーティングオイルはディーゼル油の代 替となる。

米コンサルティング会社、ショーク・グループ(ペンシルベニア 州)のアナリスト、ハムザ・カーン氏は「西欧州では工業生産統計が 堅調だ」と指摘。「このことは鉄道やディーゼルトラックなど輸送需要 全般にとって良い兆しだ。特に欧州では米国と比較してディーゼル燃 料への依存度がかなり大きい」との見方を示した。

ドイツは、ギリシャやアイルランドなど欧州各国を苦しめているソ ブリン債危機を回避しているためディーゼル燃料の消費が拡大した。C FTCによると、ヘッジファンドや、商品取引顧問業者(CTA)など のヒーティングオイル価格上昇を見込む先物とオプションの買越残高 は、21日終了週に1万1217枚増の3万479枚となり、4週連続で増加 した。

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