ドルは84円台前半、介入警戒が下支え-対ユーロは5カ月ぶり安値水準

午後の東京外国為替市場では、ド ル・円相場は1ドル=84円台前半でのもみ合いが続いている。先週か らの全般的なドル安の流れを引き継ぎながらも、日本政府の円売り介 入に対する警戒感がドルを下支えする形となっている。

ドル・円は午後2時10分現在、84円28銭近辺で推移している。 この日はこれまでのところ、84円18銭から84円49銭までの値動き にとどまっている。

三菱UFJ信託銀行資金為替部の井上英明統括マネージャーは、 ドル・円相場について、先週からのドル安の流れを引き継ぎながらも、 期末に向けた売買も出てくるため、「売り買い交錯となる結果、あまり 方向感は出ないのではないか」との見方を示していた。

一方、ドルは対ユーロでは1ユーロ=1.34ドル台後半と5カ月ぶ りの安値圏。朝方に前週末に付けた4月20日以来の安値、1.3495ド ルに並んだ後、一時1.3447ドルまで値を戻す場面もあったが、その後 は再びユーロ買いが優勢となっている。ユーロ・円相場は1ユーロ= 113円台半ばと、8月上旬以来のユーロ高・円安水準で推移している。