米エール大学の基金:投資リターンは8.9%、ハーバード大を下回る

米エール大学の寄付基金は、6 月末までの1年間の投資リターン(収益率)がプラス8.9%だった と発表した。

エール大の基金が24日にウェブサイトで明らかにしたもので、 不動産投資のリターンが2年連続でマイナスとなったことが響き、ハ ーバード大学の寄付基金の11%を下回った。エール大の運用資産は 6月末時点で2.5%増の167億ドル(約1兆4000億円)。資産の増 減には、投資利益14億ドル、基金への寄付金1億3600万ドル、大 学への拠出11億ドルなどが含まれる。

同大の基金の6月末までの10年間の年間平均リターンはプラス

8.9%。これはハーバード大のプラス7%や、コンサルティング会社 ウィルシャー・アソシエーツ(カリフォルニア州サンタモニカ)が 調査対象とする公的および企業の年金、寄付基金・財団のリターン 中央値(プラス3.4%)を上回る。エール大の基金の28%を占める 不動産と石油・ガス、木材への投資のリターンは、過去1年間でマ イナス4.5%だった。

エール大とハーバード大の基金の投資リターンは、昨年6月末 までの1年間にそれぞれマイナス25%、マイナス27%と過去最低 を記録したが、今年6月末までの1年間でプラスに転じた。