短期市場:翌日物は0.085%、期末接近も潤沢供給で調達は安定

短期金融市場の無担保コール翌 日物は誘導目標の0.1%に対して0.085%中心で取引されている。資 金需要が高まる9月期末が接近しているものの、当座預金残高が18 兆円台と高水準のもとで銀行の資金調達も安定している。

短資会社によると、大手都市銀行は0.08%、信託銀行は0.08 -0.085%で調達した。前週末24日の加重平均金利は0.089%だっ た。

この日は国庫短期証券(TB)3カ月物の発行・償還日。財政 要因による資金の大きな増減はないが、日本銀行の共通担保資金供給 オペの残高が増えるため、当座預金は3000億円増の18兆5000億円 程度になる見込み。

為替介入資金が市場に流入した17日以降、当座預金残高は高水 準で推移しており、21日には6月末以来となる19兆円台を付けてい る。短期市場関係者の間では、日銀は期末の当座預金を20兆円以上 に拡大するとの見方が多く、銀行が資金確保を急ぐ様子は見られない。