中国の光明食品:英ユナイテッド・ビスケッツ買収で交渉中

上海最大の食品・乳製品メーカー である中国の光明食品集団は、「マクビティ」などを販売する英ビスケ ットメーカーのユナイテッド・ビスケッツの買収に向け、親会社の米 ブラックストーン・グループや仏PAIパートナーズと交渉している。

26日付のサンデー・タイムズ紙は、光明食品がユナイテッド・ビ スケッツ買収の独占交渉を進めており、買収額は20億ポンド(約2670 億円)相当となる可能性があると報じていた。

光明食品のスポークスマン(上海在勤)は同日、電話での問い合 わせに対して、「光明食品は現在、ユナイテッド・ビスケッツの買収に ついて交渉中だ」と語った。それ以上の詳細についてはコメントしな かった。

サンデー・タイムズ紙によると、ブラックストーンとPAIは7 月にユナイテッド・ビスケッツ売却に向けて、米ゴールドマン・サッ クス・グループとJPモルガン・チェースを起用。米キャンベル・ス ープやスイスのネスレなどの食品会社が関心を寄せる見込みだと伝え た。情報源は明示していない。一方、光明食品はNMロスチャイルド・ アンド・サンズを助言役に採用したという。

ユナイテッド・ビスケッツは1948年にマクビティ・アンド・プラ イスとマフファーレン・ラングの合併で誕生、世界100カ国以上で自 社製品を販売している。同社資料によれば、昨年の売上高は12億6000 万ポンド、EBITDA(支払い利息・税金・減価償却・償却控除前 利益)は14%増の2億2300万ポンドだった。

ブラックストーンとPAIは2006年にユナイテッド・ビスケッツ を30億ドルで買収。ユナイテッド・ビスケッツの本社、事務センター に26日、電話したが返答は得られなかった。

光明食品集団は創業4年目の新興企業で、今年7月に豪CSRの 砂糖部門買収を仕掛けたが、ウィルマー・インターナショナルによる 15億ドルの対抗買収案に敗れた。傘下の光明乳業はニュージーランド のミルク加工会社シンレイト・ミルクの株式51%取得で今月26日、 同国政府の認可を得た。

ブラックストーンの広報担当、ピーター・ローズ(ニューヨーク 在勤)、ナターシャ・バクスター(ロンドン在勤)両氏にコメントを求 める留守番電話を残したが、これまでに返答はない。

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