英国債(24日):10年債、4日ぶり下落-バーカー氏発言に反応

英国債市場では10年債相場が 4日ぶりに下落した。イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委 員会(MPC)の元委員、ケイト・バーカー氏が資産購入を通じた一 段の景気刺激策の可能性は「確実性が低下した」との見方を示したこ とに反応した。

バーカー氏は23日の米経済専門局CNBCとのインタビュー で、「依然としてインフレの高止まりへの懸念の方が強い」と指摘し、 量的緩和を拡大する可能性については「答えが見えない」と語った。

10年債利回りは週間ベースでは約1カ月ぶりの大幅低下。22日 には1年余りで最大の下げを記録した。米連邦準備制度理事会(FR B)が国債購入を拡大する可能性を示唆したほか、前回の英金融政策 委員会(MPC)の議事録で、一部のMPCメンバーが景気刺激策の 拡大の可能性が高まったとの見方を示したことがきっかけ。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの債券ストラテ ジスト、ジョン・レース氏(ロンドン在勤)は、「MPCメンバー間 の意見を分けているインフレをめぐる問題があるのに加え、4-6月 (第2四半期)の堅調な成長は、量的緩和が間近に迫っていないこと を意味する」と述べ、「ただ、議事録を受け、量的緩和の可能性は1 週間ほど前に比べると高まったようだ」と続けた。

ロンドン時間午後4時24分現在、10年債利回りは前日比9ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.04%。同国債 (表面利率4.75%、2020年3月償還)価格は0.775ポイント下げ

113.91。前週末比では9bp低下し、下げ幅は8月20日終了週以 降で最大となった。

2年債利回りは前日比5bp上昇の0.69%。週間ベースでは1 bp下げた。

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