EU、健全性審査の年2回実施が必要-フィンランド財務相(Update1

フィンランドのカタイネン財務相 は、欧州連合(EU)が主要銀行の透明性についてのストレステスト (健全性審査)を定期的に実施するべきだとの見解を示した。

同相は24日のヘルシンキでのインタビューで、ストレステストを 「少なくとも年2回実施する考えを推し進めようと努めている」と述 べ、「透明性は金融市場の信頼改善に向けた一番の薬だ」と続けた。

EU監督当局が域内の主要銀91行の自己資本比率を確認するた めに7月に実施したストレステストでは、84行がこのテストを通過し た。金融機関の情報開示は金融市場を落ち着かせた。

カタイネン財務相は、定期的な実施に対し「かなり多く」の支持 が見受けられると発言。さらに、EUの財政安定成長協定で定められ た規則を違反した加盟国に厳しい制裁を自動的に課す取り組みも進め ていると語った。同協定では、ユーロ採用国は公的債務を国内総生産 (GDP)比率で60%以内、財政赤字を同3%以内にすることが義務 付けられている。

EUの行政執行機関、欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当) はこの日、財政規律に違反した加盟国はGDPの0.2%に相当する額 を預け入れるとする制裁案を提言した。公的債務がGDP比で60%に 達した加盟国が対象となるという。

カタイネン財務相は、レーン委員の提案が「まさしく待っていた ものだ」と述べ、「支持を得られることを確信している」と言明した。

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