9月の独Ifo景況感指数、106.8に上昇-3年ぶり高水準

ドイツのIfo経済研究所がまと めた9月の独企業景況感指数は予想に反して上昇し、3年ぶりの高水 準となった。世界的な景気回復が足踏みする中、ドイツ企業が海外需 要低迷の影響を乗り切れることが示唆された。

24日発表された9月の独Ifo企業景況感指数は106.8と、前月 の106.7から上昇し、2007年6月以来の高水準を記録。ブルームバー グがまとめたエコノミスト36人の予想中央値では、106.4への低下が 見込まれていた。

INGグループのエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏(ブ リュッセル在勤)は「ドイツ経済が引き続きユーロ圏の見本だ」と述 べ、「4-6月(第2四半期)は異例の高成長だったことから、減速が 不可避なのは当然だ。しかしながら、受注が十分に満たされているほ か、投資や生産計画が引き上げられ、雇用市場が力強いことから、ド イツ経済の見通しは引き続き明るい」との見方を示した。

9月のIfo現状指数は109.7と、前月の108.2から上昇し、08 年5月以来の高水準となった。期待指数は103.9と、8月の105.2か ら低下した。