米S&P500種、年末までに6.6%上昇へ-ブラックロック副会長

米S&P500種株価指数は今年 さらに6.6%上昇し、10年間は年間リターンが約8%に達すると、 米資産運用会社ブラックロックのロバート・ドール副会長が24日 指摘した。リセッション(景気後退)への逆戻り懸念に根拠がない ことが判明するためとしている。

ドール副会長は「景気の二番底への懸念が引き続き後退し、米 国に現時点で存在する大きな政治的不透明感がもう少し解消する」 ことで、株価上昇の機会が出てくるとの見方を示した。

トロントでの会合の講演前にドール副会長は、新たなリセッシ ョンが起きる確率は10%まで低下し、今月初め時点の20%を下回 っていると述べた。講演では、米景気が二番底に陥るとの懸念を株 式市場は織り込んでいるが、実体経済の状況とは異なると指摘。「米 景気回復は自律的なものになりつつある」とも述べた。

同副会長によると、S&P500種は今年から10年間にわたっ て年間6.2%のペースで上昇し、配当を含めた年間リターンは

8.1%に上る見通し。ヘルスケアやハイテク、代替エネルギー関連 株の運用成績が最も高くなるとみている。新興市場はこうしたリタ ーンを上回るが、欧州や日本の市場は人口動態の悪影響を受ける見 込みだという。

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