NY連銀:リバースレポの取引相手に課す資産基準を半分に緩和

ニューヨーク(NY)連銀は、金 融システムから一時的に流動性を吸収するリバースレポ(買い戻し条 件付き証券売却)のカウンターパーティー(取引相手)となる上でマ ネー・マーケット・ファンド(MMF)に義務付ける資産基準を、こ れまでの半分に緩和した。

NY連銀は23日、カウンターパーティーとなるためには申請前の 6カ月にMMFの純資産が連続して100億ドル(約8500億円)以上で あることが要件となると発表した。3月時点での同基準は200億ドル だった。同連銀の広報担当者、ジェフリー・スミス氏からはこれまで のところコメントは得られていない。

現在18のプライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)が 金融危機によって劣化したバランスシート(貸借対照表)の修復に努 めるなか、金融当局はリバースレポのカウンターパーティー数を増や す方針だ。

クレディ・スイス・グループの金利ストラテジスト、アイラ・ジ ャージー氏は、「基準を緩和したのは、公正さという点と、幅を持たせ たいという2つの理由からだろう」と指摘、「当局は選択の自由を確保 するとともに、リバースレポを実施する必要がある場合、不測の事態 に備えてできるだけ幅を持たせておきたいのだ。また、大規模なMM Fだけを特別扱いしていると受け止められたくないためだ」との見解 を示した。