スイスのダイトン:アジアで販売提携先を模索-資産2倍の5億ドルへ

スイスを拠点とするヘッジファンド のダイトン・キャピタル・マネジメントは、販売パートナーとして日本 の金融機関などとの提携を検討している。アジア地域での投資家ニーズ の高まりを受け販売を強化するためで、運用資産は今後2年で倍増の5 億ドル(約420億円)を目指す。

エドワード・グラリー最高経営責任者(CEO、45)が24日明ら かにした。同社は商品・金融先物などに投資するマネージド・フューチ ャーズ・ファンドを運用。グラリーCEOは、「日本やそのほかのアジ アでこの種のファンドに強い需要がある」と強調し、ファンド販売を拡 大するための提携先を模索していると述べた。

同CEOによると、今年これまでの同社への問い合わせ件数は、昨 年に比べて5割増えている。現在、運用資産の総額に占めるアジアの投 資家層の割合は少なくとも25%で、2010年中には3分の1まで拡大す る見込みという。現在の運用資産は2億5000万ドル。

ダイトンは2003年に設立。マネージド・フューチャーズ・ファン ドを3本運用している。中でも世界の資産に幅広く投資するグローバ ル・マクロ戦略の旗艦ファンドは、その他の競合ファンドとの相関が低 いのが特徴。「ダイトン・バランスド・ファンド」は年初来で11.1%、 同じ戦略のハイリスク運用型では36.7%の収益を上げた。