新種の恐竜2種の化石、米ユタ州で発見-角が15本ある「洒落者」も

米ユタ州が島大陸の一部だった約 7600万年前に生息していた角のある恐竜の新種2種の化石が発見され た。

1種はユタケラトプス・ゲッティと名付けられた。もう1種はコス モケラトプス・リチャードソニと命名され、これまで発掘された恐竜化 石の中でも最も「洒落者(しゃれもの)」で角が多く、15本もある。 1本は鼻の上、2つの目の上に1本ずつ、ほお骨の出っ張った部分に1 本ずつ、背面に10本。いずれも体重はカバ並み。

科学雑誌「プロス・ワン」に掲載された論文の主執筆者であるスコ ット・サンプソン氏によると、新種はトリケラトプスの仲間で、カスモ サウルス生息地域の南部に生息していた。これらの恐竜はララミディア と呼ばれる島大陸に生息。島大陸は現在の北米に当たり、当時はロッキ ー山脈の東側に沿ってメキシコ湾からアラスカまで続く内海によって区 切られていた。気候は湿度が高く、亜熱帯。

ユタ州立自然史博物館とユタ大学の古生物学者であるサンプソン氏 は電話インタビューで「恐竜の世界が、われわれが考えていたよりもか なり独特だったことを示している。これほど狭い土地にこれほど多くの 恐竜が生きていたなんて」とコメントした。