アジア株:反落、米失業保険申請の増加を嫌気-サムスン電子が安い

24日のアジア株式相場は反落。こ のままいけば、MSCIアジア太平洋指数は週間ベースで4週連続の 上昇となるが、上げ幅が縮小している。米新規失業保険申請件数の増 加で、世界の経済成長の先行きへの期待が後退した。

米州市場で売り上げの20%を稼ぐ韓国の半導体メーカー、サムス ン電子が2.1%安。指数構成銘柄で最大の下落率となっている。米州 の売上高が全体の28%を占めるキヤノンも安い。円相場の上昇で輸出 が目減りするとの懸念が売りにつながった。英HSBCホールディン グスは香港市場で1%安。関係者1人が同行のマイケル・ゲーガン最 高経営責任者(CEO)は年末で退任することを明らかにした。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時26分現在、前日 比0.6%安の124.80。今週の上昇率は0.4%に縮小している。指数構 成銘柄のうち、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の割合は1対2。

T&Dアセットマネジメントの天野尚一運用統括部長は、投資家 がまだ米経済の先行きを懸念しており、リスクが最も低い資産へ資金 を投じていると指摘した。

日経平均株価の午前終値は前営業日比119円61銭(1.3%)安の 9446円71銭。

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