ドイツ銀CEO:バーゼル新規制で銀行は「危険なレース」に直面

ドイツ銀行行のヨゼフ・アッカー マン最高経営責任者(CEO)は、銀行自己資本のバーゼル新規則に 関し、市場が銀行に対して期限をかなり前倒しで順守することを求め る可能性があるとの見方を示した。

アッカーマンCEOは23日のフランクフルトでの会合で、「これ は非常に危険なレースとなる可能性がある」と警告。市場は自己資本 比率の基準を早急に達成しない銀行を「罰する」公算があり、それが 銀行のバランスシート縮小や融資削減につながり、景気に影響を及ぼ す可能性があるとの考えを示した。

バーゼル銀行監督委員会は12日、世界の銀行に対する狭義の中核 的自己資本比率の最低基準を現行の2倍余りに引き上げる一方で、新 規制の完全順守期限を8年以内とすることで合意した。

アッカーマンCEOは席上、同行がすべての基準を13年までに達 成する方針を改めて示した。