世界の産金会社の株価上昇率、金上回る見込み-相場高騰で利益拡大へ

産金大手、カナダのバリック・ゴ ールドや米ニューモント・マイニング、加ゴールドコープの株価上昇率 が金相場を上回る見通しだ。産金会社の株価は歴史的に見て割安である 上、金相場が過去最高水準にあるため利益が急増すると、ファンドマネ ジャーや鉱山業界の幹部らはみている。

トクビル・アセット・マネジメントのマネジングディレクター、ジ ョン・ハサウェイ氏は22日、デンバーで開かれたゴールド・フォーラ ムでインタビューに応じ「産金株への投資でもっと多くの利益を得られ る」と指摘。向こう2-3年間に「産金株は今よりもずっと主流になっ ていくだろう」との見方を示した。同氏は25億ドル(約2100億円) の運用を手掛けている。

金相場が過去最高値に達したにもかかわらず、産金株の評価は1年 半ぶりの低水準に低下している。バリックなどで構成するフィラデルフ ィア・ゴールド・アンド・シルバー指数の株価収益率は約23倍。金現 物相場が1オンス当たり平均605ドルだった2006年には80倍だった。 金相場は22日、最高値の1オンス当たり1296.30ドルに達した。

エードリアン・デー・アセット・マネジメントのエードリアン・デ ー社長はデンバーで「産金株は歴史的に見て値ごろ感がある。産金株の パフォーマンスは今後、容易に金相場を上回る可能性がある」と指摘し た。

金相場は過去1年間で28%上昇し、産金株や米国債、大半の工業 用金属の上昇率を上回っている。フィラデルフィア・ゴールド・アン ド・シルバー指数の上昇率は19%だった。バリックのアーロン・リー ジェント最高経営責任者(CEO)はデンバーでのインタビューで、金 相場の上昇は産金会社の利益に「増幅された影響」を及ぼし、株価を押 し上げるはずだと述べた。

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