米社債保証コスト上昇、欧州ソブリン債懸念再燃で-CDS取引

23日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが3営業 日連続で上昇。欧州の成長減速を示す経済指標が響いた。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ15)のスプ レッドは、2.8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上げて

114.2bp。米ゴールドマン・サックス・グループやシティグループ の社債保証コストが上昇した。

アラディン・キャピタル・ホールディングスの調査・仕組み商品 担当ディレクター、アレクサンダー・アフツィン氏は「ソブリン債の 懸念が依然として存在する」と指摘し、「いかなる緊縮財政計画も、そ れを支えるだけの歳入がなければ、大きな変化はないだろう」と述べ た。

マークイットが23日発表した9月のユーロ圏総合景気指数は

53.8と、前月の56.2から低下し、下げ幅がエコノミスト予想を上回 った。22日に発表された7月のユーロ圏鉱工業新規受注は市場予想 上回る減少となり、9月のユーロ圏消費者信頼感指数は予想されたほ ど改善が見られなかった。

CMAによると、ゴールドマンのCDSスプレッドは10.4bp上 昇の157.5bp。シティは9.1bp上げて178.7bp。

マークイットによると、投資適格級の欧州企業125社で構成する マークイットiTraxx欧州指数のスプレッドは2.8bp上昇の

116.9bp。主に高リスク・高利回りの50銘柄で構成するマークイ ットiTraxxクロスオーバー指数は11bp上昇の529.8bp。

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