米中古住宅販売:過去2番目の低水準、前年比17%減

8月の米中古住宅販売は、前 月から増加したものの、過去2番目に低い水準にとどまった。景 気が底を打ってから1年経過したが、住宅市場は税控除による購 入促進策が4月末で終了した後、急激に悪化している。

全米不動産業者協会(NAR)が発表した8月の中古住宅販 売件数 (季節調整済み、年換算、以下同じ)は413万戸に増加 した。これは、1999年の統計開始以降で最低となった7月の384 万戸に次いで2番目に低い。ブルームバーグ・ニュースがまとめ たエコノミスト調査の予想中央値は410万戸だった。

8月の中古住宅販売(季節調整前)は前年同月比では17%減 少した。

IHSグローバル・インサイトのエコノミスト、パトリック・ ニューポート氏は「依然として非常に悪い数字だ」と指摘。「景気 は軟化しており、雇用の増加が必要だ。金利は非常に低いが、住 宅の購入を後押ししてはいない」と述べた。

8月の中古住宅価格(中央値)は前年同月比ほぼ横ばいの17 万8600ドル。前月比では1.9%下落と、2カ月連続マイナスと なった。

8月の中古住宅在庫は0.6%減少し398万戸。これにより販 売に対する在庫比率は11.6カ月となった。7月は12.5カ月と、 少なくとも1999年以来の高水準だった。