米景気先行指数:8月0.3%上昇、一致指数は横ばい

米景気先行指標総合指数は8 月に上昇したが、6月のマイナスと7月の小幅上昇を受けたもの で、年初に比べ伸びが鈍化してきた。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが発表した8月の米 景気先行指標総合指数(LEI)は前月比0.3%上昇。ブルーム バーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.1% 上昇だった。7月は前月比0.1%上昇。6月は0.2%低下だった。

8月のLEIは10項目のうち7つがプラスに寄与した。特に 長短金利スプレッドやマネーサプライの寄与度が大きかった。こ のほか週平均労働時間の増加やS&P500種株価指数の上昇など もプラスに寄与。

一方、失業保険申請件数をはじめ、入荷遅延はマイナス寄与 となった。

一致指数は前月比横ばい。前月は0.1%上昇していた。この 指数には、全米経済研究所(NBER)が景気循環の判定に使用 する個人所得や鉱工業生産、小売売上高などが含まれる。

遅行指数は0.2%上昇(前月0.4%上昇)。同指数には商工業 貸し出し、失業期間、単位当たり労働コスト、在庫率、消費者信 用残高などが含まれる。

MFグローバルのチーフエコノミスト、ジェームズ・オサリ バン 氏(ニューヨーク在勤)は今回の景気先行指数について、「経 済成長は今年のこれまでと比較すると鈍化するが、伸びは継続す るとの見方に一致する」と述べた。

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