フェルドシュタイン教授:米経済は「停滞」-追加緩和は効果薄

米ハーバード大学のフェルド シュタイン教授(経済学)は、米連邦準備制度理事会(FRB) が国債の購入を増やしても、緩慢な成長を続ける米経済への押し 上げ効果はあまり見込めないとの認識を示した。

全米経済研究所(NBER)の景気循環判定委員会メンバー でもあるフェルドシュタイン教授は22日、ブルームバーグテレビ ジョンのインタビューで、「現段階では、米経済はある種の停滞状 態にあるといえる」と指摘。また、米経済が再びリセッション(景 気後退)に陥る確率は30%とみていると語った。

NBERは今週、2007年12月に始まったリセッションが09 年6月に終息したとの見解を示した。その上で、「09年6月を景 気の谷だと判断したが、委員会は6月以降の経済状況がそれまで よりも良好、あるいは通常の能力を発揮する水準にまで復帰した との結論には至っていない」と説明した。

同教授は、「国内総生産(GDP)の成長ペースは、四半期ご とに鈍化している」と指摘。「景気は減速しつつある。多くの向か い風が存在し、力強い回復を難しくしている」と加えた。

さらに、「米連邦準備制度理事会(FRB)は、恐らくある程 度追加の量的緩和策を実行するだろうが、景気に大きな影響を与 えることはないだろう」と述べた。

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