英国債(22日):10年債利回り、約1年ぶり大幅低下-追加緩和観測で

英国債相場は大幅上昇した。米 公開市場委員会(FOMC)が21日に景気てこ入れに向け追加緩和 策を講じる用意があると表明したのを受け、イングランド銀行(英中 央銀行)も金融政策を一段と緩和するとの観測が高まった。

10年債利回りは一時、1年余りで最大の下げとなった。英中銀 がこの日発表した今月の金融政策委員会(MPC)の議事録によると、 MPCは政策金利を維持することを8対1で決定。一部メンバーは景 気刺激策の拡大の可能性が高まったとの見方を示した。

英国最大の経営者団体、英産業連盟(CBI)は同日、2011年 の成長率予測を下方修正し、中銀の利上げは来年4-6月(第2四半 期)以降になるとの見通しを示した。

ドイツ銀行(ロンドン)の債券ストラテジスト、モヒト・クマー ル氏は、「イングランド銀とFRBの政策姿勢の関連性はこれまで緊 密だったことから、両行が量的緩和を拡大するかどうかをめぐる推測 が高まっている」と語った。

ロンドン時間午後5時26分現在、10年債利回りは前日比14ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.98%。一時は 17bp低下し、2009年8月以降で最大の下げを記録した。同国債 (表面利率4.75%、2020年3月償還)価格は1.25ポイント上げ

114.53。2年債利回りは前日比6bp下げ0.65%