欧州議会:金融監督機関の創設を承認、一部取引の緊急停止権限を付与

欧州議会は、銀行や証券、保険 業界を監督する欧州全体の機関創設に向けた法案を承認した。

欧州議会はロンドンとパリ、フランクフルトに監督機関を設立す ることを投票で決定した。同機関は各国の監督当局間を調整すること に加え、株式や国債のネーキッド(現物の裏付けがない)空売りなど、 一部取引を緊急に停止する権限を持つ。

EUの行政執行機関である欧州委員会は大恐慌以来最悪の金融危 機を受けて昨年、欧州の規制改革の一環として新たな監督機関の創設 を提案した。この日のストラスブールでの票決は、欧州システミック リスク理事会(ESRB)の設立に向けた道を開くことにもなる。E SRBは欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が議長に就任し、市 場を監視するほか、EU諸国に対し経済や金融リスクについて警告を 発していく。

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