元ガートモアのトンプソン氏、アジア大型株のヘッジファンド運用開始

シンガポールに本拠を置くカンニ ング・パーク・キャピタルは、アジアの大型株に焦点を絞ったヘッジ ファンドの運用を開始する。

同社の創業者の1人でポートフォリオマネジャーのデービッド・ トンプソン氏は、10月1日に「CCPアジアン・オポチュニティー ズ・ファンド」の運用を開始することを明らかにした。同氏はガート モア・グループで欧州とアジアを対象とするヘッジファンドを運用し た。

米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によると、株式 ヘッジファンドは4-6月(第2四半期)に人気を集めたファンドの 1つで、アジアのヘッジファンドには新規に3億6000万ドル(約310 億円)超が流入した。トンプソン氏によれば、インドネシア株が中国 株を今年60%アウトパフォームするなど、市場間の相関性が他市場に 比べ低いアジアは比較的高いリターンが得られるという。

トンプソン氏は、創業者や家族、友人らの拠出金で運用を始める CCPアジアン・オポチュニティーズ・ファンドは、アジアの年金基 金からもシードキャピタル(ファンド設立時の拠出金)が得られると 語った。秘密保持契約を理由に投資家の詳細や拠出規模については明 らかにしていない。株式の買いと売りを組み合わせたロング・ショー ト・ファンドは、少なくとも3億ドル運用が可能だという。

同氏によると、同ファンドは香港と中国、オーストラリア、シン ガポール、韓国、インドの各市場で時価総額5億ドル以上の流動性の ある銘柄に焦点を絞る。同社によれば、年間リターンの目標は15- 20%で、アジア市場の変化に対応するためポートフォリオの方向性や 保有銘柄を迅速に変えることを目指す。

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