アジア株:上昇、MSCI指数は5カ月ぶり高値-回復持続を楽観

22日のアジア株式相場は上昇。 MSCIアジア太平洋指数は約5カ月ぶりの高値となっている。香 港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)が香港経済の成長持続 見通しを示したことや、オーストラリアの景気先行指数の上昇を好 感した。

香港の不動産会社、サンフンカイ・プロパティーズが値上がり。 景気拡大で資産価格が上昇するとの見方が広がった。地価下落の鈍 化傾向を受けて三井不動産も高い。豪州の医薬品メーカー、CSL は競合する他社製品のリコール(無料の回収・修理)で恩恵を受け るとの見方から上昇した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時5分現在、前日 比0.4%高の125.50。このまま引ければ終値は4月30日以来の高 値。日経平均株価終値は前日比35円79銭(0.4%)安の9566円 32銭。

中央三井アセットマネジメントの寺岡直輝運用部長は「資金は 堅調な内需に支えられ、成長が見込めるアジア地域や豪州、ブラジ ルに向かっている」と指摘。「米国など先進国の景気回復は依然とし て弱く、このトレンドはしばらく続くだろう」と語った。