NY市が職員の採用凍結-総額1700億円の歳出削減に取り組む

ニューヨーク市のブルームバーグ 市長は、市の各局に対し、職員の採用を凍結するよう指示した。同市 は今後1年9カ月で総額20億ドル(約1700億円)の歳出削減を目指 しており、各局は市長の許可が下りるまで採用を見送る。

市長は2012会計年度(2011年7月-12年6月)に33億ドルの歳 入不足が見込まれるのを踏まえ、各局幹部に11年度の残り9カ月間で 約8億ドル、12年度に12億ドルの支出削減を目指すよう求めた。

市長によれば、市内の失業率は7カ月連続で低下し、雇用の伸び は全米とニューヨーク州を上回っているものの、税収はリセッション (景気後退)前の水準を40億ドル余り下回り、歳出削減を迫られてい る。

市長は21日、各局長にあてた書簡で、「市の歳出のうちほぼ60% を年金・医療などへの拠出を含む労務費が占めており、歳出の抑制に 早急に取り組まなければならない」と説明した。

治安を担当する局と学校には11年度の支出を2.7%、その他の局 には5.4%削減するよう求める。12年度の削減目標は、それぞれ4% と8%に引き上げる。公衆衛生・安全に直接影響する職務や、違反切 符を切る職員など歳入につながる職は凍結の対象外。

-- Editors: Stephen Merelman, Stacie Servetah

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