【テクニカル分析】パラジウム相場:600ドルに上昇か-バークレイズ

パラジウム相場が1オンス当たり 600ドルに上昇する可能性があるとの見方を、バークレイズ・キャピタ ルが示した。相場が「ペナント」の形成を終了したためとしている。パ ラジウムは主に自動車の触媒コンバータ(浄化装置)向けに利用され る。

バークレイズ(ニューヨーク)のテクニカルアナリスト、マクニー ル・カリー氏によると、添付のチャートが示すように、パラジウム現物 の取引レンジは5月以降狭まっていたが、相場は8月末に1オンス当た り500ドルを上回った。同氏はリポートで、この上昇は、パラジウム相 場が4月に付けた今年の最高値である573.40ドルを超え、600ドルに 達する可能性を示唆していると指摘した。

ペナントは上昇トレンドと下落トレンドが三角形を形成する際に現 れ、相場がペナントを突き抜ければ強気と見なされる。

カリー氏は別の電子メールで、パラジウム相場は引き続き「上昇ト レンド」にあり、15日以降の下落は「短期的な」現象との見方を示し た。

パラジウム現物相場はロンドン時間21日午後4時45分(日本時 間22日午前零時45分)現在、529.50ドルだった。