豊田合株が続落、LED事業の競争激化を懸念-ゴールドマン証格下げ

自動車部品大手で発光ダイオード (LED)事業にも注力する豊田合成の株価が続落。LED事業の競争 激化による採算悪化を見込み、一部のアナリストが投資判断を引き下げ た。先行きの収益環境の厳しさが意識され、前日比4%安の1916円ま で売られている。

ゴールドマン・サックス証券は22日付で、豊田合の投資判断を 「買い」から「中立」に下げた。オプト(光学)事業では、競争激化を 背景に値引き要請が強まるとの見方から、来期(2012年3月期)以降 の業績予想を下方修正した。12年3月期の連結営業利益は同証による 今期予想比6.9%増の385億円を見込む。従来予想は450億円だった。

同証の諌山裕一郎アナリストは、豊田合のLED事業について、第 1四半期は計画線で推移したものの、「足元で台湾のPC向けLEDに やや調整色が見られるなど、一時のような業界を通じてのタイト感は薄 れているもよう」と、リポートで指摘。今期業績への影響は軽微とみら れるが、「来期以降は2、3番手のLEDメーカーの歩留まりも上がっ てくることが想定され、より価格競争は厳しくなる」とみている。

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