英中銀はゆっくりと利上げを、二番底回避で-センタンス委員

イングランド銀行(英中央銀 行)金融政策委員会(MPC)のアンドルー・センタンス委員は、 英中銀がインフレ抑制に向けて政策金利を「ゆっくりとしたペー スで」引き上げるべきだとの見解をあらためて示した。英国や世 界は景気の二番底を回避するとしている。

センタンス委員は21日、衛星放送のスカイニューズとのイン タビューで、英中銀は「企業景況感の安定性を損わないゆっくり としたペースで金利を徐々に引き上げる」ことが必要だと指摘。 その上で、「強調したい事柄の1つは、過去のリセッション(景 気後退)で経験したのと同じインフレ抑制効果が見られていない ことだ」と述べた。

また、自身の見解は、22日に公表される9日の前回MPCの 議事録に反映されるだろうと説明した。センタンス委員はインフ レ抑制に向け利上げを主張しているが、他の委員は一段の刺激策 が必要との見方を示している。8月のインフレ率は市場予想を上 回り、政府目標上限の3%を6カ月連続で突破した。

同委員は「この段階の景気サイクルによく見られる不安定な 成長率と、純粋な景気の二番底は区別しなければならない」と指 摘。「英国にとって二番底がメーンシナリオだとは思わない。世 界にとってもそうだ」と述べた。