アディダスCEO:11年は増収増益へ、中国の回復とロシアの伸びで

世界2位のスポーツ用品メーカー、 ドイツのアディダスのヘルベルト・ハイナー最高経営責任者(CEO) は、2011年の業績は増収増益となるとの見通しを示した。中国の売 り上げ回復とロシアが同社最大の欧州市場となることが理由だ。

ハイナーCEOは20日、本社でのインタビューで、来年は今年 のサッカーワールドカップ(W杯)に匹敵する大型スポーツイベント の開催がないものの、「リーボック」ブランドのスニーカー「ジグテッ ク」などの新製品も来年の売り上げ拡大に寄与する見込みだと述べた。

同CEOは売上高と利益の見通しについて、「2011年は成長が復 活する」と話し、「11年以降の成長を妨げる要因ははっきり言って見 当たらない」と語った。

アディダスは先に、W杯でサッカー関連の売上高が過去最高とな ることから今年の売上高が110億ユーロ(約1兆2400億円)を上回 るとの見通しを示している。中国での売上高は昨年10%、今年1-6 月(上期)に16%それぞれ下落したが、7-9月は回復したという。

ハイナーCEOは、来年の最大の課題として、売上げの伸びに対 応した十分な生産能力の確保を挙げた。中国の既存の生産拠点に加え、 ラオスやベトナム、カンボジアに拠点を広げる方針だ。