NY銅先物:続落、0.7%安-米景気回復への懸念から需要減退観測

ニューヨークの銅先物相場は続落。 米景気の回復が安定せず需要が減退するとの観測が広がった。

米住宅販売が引き続き低迷するなか、米連邦準備制度理事会(F RB)は景気浮揚に向け政策金利を過去最低水準で維持すると予想さ れた。一方、上海先物取引所の指定倉庫の銅在庫は11カ月ぶりの低水 準に落ち込んだ。世界最大の金属消費国である中国の製造業活動が拡 大したため銅相場は20日までの1年間で26%上昇していた。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)の ヘッドディーラー、フランク・マギー氏は「銅相場はテクニカル分析 上、方向感を探る水準にある」と指摘。「中国は引き続き地上在庫を取 り崩しており、そのことが相場を長期的に下支えするだろう。ただ、 米国で新たな景気刺激策が打ち出されていないため、銅相場は修正局 面に入り下落しやすい状態だ」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場12月限は前日比2.35セント(0.7%)安の1ポンド当たり3.481 ドル。年初来では4%上昇している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE