FOMC:市場関係者コメント-元連銀エコノミストのクロウショア氏

米連邦準備制度理事会(FRB) は21日の連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に声明を発表し、 景気のてこ入れと物価の下支えに向けて追加金融緩和を実施する用意 があるとの見解を示した。これについての市場関係者のコメントは以 下の通り。

◎元フィラデルフィア連銀エコノミストのディーン・クロウショア 氏:

「政策当局者の間でインフレの方向性について意見が極端に割れ ているため、FRB内部で健全な議論が多く繰り広げられたのだろう。 しかし、外部には当局が何を行う姿勢なのか、そしてそれらの措置が どういった役割を果たすとみられるのか、あいまいなメッセージを送 っている」

「声名の第2段落のインフレに関する表現は大きく変化したため、 FRBがわたしの想定よりも追加量的緩和に近づいているような印象 を受けた。わたしが心配しているのは、当局が実際にそうしたシグナ ルを送ることを意図した点だ」

「わたしはFOMC前まで、状況がさらに悪化した場合に追加策 を講じる用意があるというメッセージを当局が出すと考えていた。今 回の声明を読んでみると、当局は状況悪化を待つつもりはなく、追加 策に踏み切る確率が高まっていることが示唆されている」