NY原油(21日):反落、今月の安値で引け-在庫統計控え需要減観測

ニューヨーク原油先物相場は反 落。米エネルギー省の在庫統計を22日に控え、製油所の設備稼働率 が5カ月ぶりの水準に低下したとの観測が広がり、原油価格は需要減 少の思惑で今月の安値となった。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト17人の予想中 央値では、先週の製油所稼働率は86.8%。世界最大の石油消費国で ある米国の石油在庫は、20年ぶりの高水準に近い。

ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチの マイケル・リンチ社長は、「石油製品の高い在庫水準を踏まえ、製 油セクターは原油購入を渋っているようだ」と指摘。「回復を示唆す るような材料がいまだに待たれている」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前 日比1.34ドル(1.79%)安の1バレル=73.52ドル。終値として は8月31日以来の安値となった。10月限はこの日が最終取引。11 月限は1.22ドル(1.6%)安の1バレル=74.97ドル。