IATA:10年の航空業界利益、予想の3倍以上に上方修正

国際航空運送協会(IATA)は 21日、世界の航空業界の2010年の利益が89億ドル(約7600億円) と、当初予想の3倍余りとなるもようだとの見通しを示した。景気回 復で旅行需要が持ち直したほか、航空各社が過剰な拡大路線を回避し ているためとしている。

IATAは発表資料で、来年の利益は53億ドルに恐らく落ち込む と予想。成長持続への懸念があるほか、利益マージンが「ごくわずか」 となることを理由に挙げた。

ビジニャーニ事務局長はシンガポールで記者団に対し、「今年は好 調だ。今回の回復がどれだけ継続するかということが問題点だ」と語 った。

世界の約230社が加盟するIATAは業界全体の売上高について、 今年は5600億ドルとの見通しを示し、従来予測から150億ドル引き上 げた。2008年実績は約5640億ドルだった。

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