米GMが政治献金再開、民主・共和党議員に780万円-IPO準備中に

新規株式公開(IPO)を計画し ている米自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)は、 2008 年以来となる政治献金を行った。米連邦選挙委員会(FEC)への報 告で明らかになった。

8月のFECへの報告によると、米財務省が株式の61%を保有す るGMは、同社の政治活動委員会を通じて献金を再開し、民主、共和 両党の候補者に9万1500ドル(約783万円)を献金した。 同委は08 年の選挙では71万8ドル献金している。

GMの広報担当グレッグ・マーティン氏は「新しい会社として再 生を果たしたのを受けて、われわれは政治プロセスに参画する」 と述 べ、「他の業界の競争相手が自らの立場を訴える中、われわれがただ黙 って見ているわけにはいかない」と強調した。

GMから政治献金を受けたのは、共和党のカンター下院議員(バ ージニア州)や民主党のホイヤー下院院内総務(メリーランド州)な ど。

GMは09年6月の経営破たん後、公的資金500億ドルを受け取っ た。同社のIPOは最大160億ドル規模となる可能性がある。