米クロロックス、自動車ケア用品ブランド売却で合意間近-関係者

家庭用洗剤メーカーの米クロロッ クスは、自動車ケア用品の「STP」や「アーマオール」ブランドを 米プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社アビスタ・キ ャピタル・パートナーズに7億5000万-8億ドル(約642億-685億 円)で売却することで合意間近だ。事情に詳しい関係者2人が明らか にした。

交渉が社外秘であることを理由に関係者が匿名で語ったところで は、向こう数日間に両ブランドの売却が発表される可能性があるとい う。関係者1人によれば、米ブラックストーン・グループやゴールデ ン・ゲート・キャピタル、キャッスル・ハーランなどの投資会社も、 4月から売りに出されている同資産の買収を検討していた。

クロロックスのダン・クナウス最高経営責任者(CEO)は今年 5月、自動車ケア用品ブランドについて、ここ何年間か業績が低迷し ていることなどを理由に、複数の選択肢を検討する方針を示していた。 同ブランドの売却益は、同社が事業拡大を目指す中南米やアジアの家 庭用・業者用洗剤事業のてこ入れに充てられる見込みだ。

アビスタは主にヘルスケアやエネルギー、メディア企業に投資す る。米銀JPモルガン・チェースが今回のクロロックスの一部ブラン ド売却を手掛けている。

クロロックスの広報担当者、ダン・ストーブリン氏は憶測をめぐ るコメントは控えるとして、自動車ケア用品事業について合意に達し た場合には発表を行うと述べた。JPモルガン、アビスタ両社の広報 担当者もコメントを控えた。