エア・アジアX:12月に日本就航-羽田に初の海外格安航空

マレーシアのエア・アジア傘下の 格安航空(LCC)、エア・アジアXは、12月9日から日本へ就航す る。羽田空港-クアラルンプールに週3便を運航する。羽田に海外L CCが本格的に就航するのは初めて。

エア・アジアXのアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CE O)は21日、都内で会見し、キャンペーン価格は片道5000円にする と述べた。キャンペーン期間は12月9日から来年7月31日まで。通 常の料金は1万-1万4000円程度から、ピーク時で2万-2万5000 円程度、プレミアムシートが4万8000円を想定しているという。

オスマンラニ氏は就航先に羽田を選んだ理由について、接続の良 さのほか、貨物運送事業でインフラが整っていることなどを挙げた。 また、就航先として羽田のほか、関西国際空港なども視野に入れてい ることを明らかにした。機材は欧州エアバスのA330。

国土交通省によると、海外LCCで日本へ定期便をすでに就航さ せているのは、豪ジェットスターや韓国エア・プサンなど計5社。

今年秋には首都圏空港の発着枠が拡大し、アジア各国のLCCが 日本へ進出して競争が激化するとみられている。LCCは通常に比べ て大幅に安い運賃で運航し、機内食などは有料制になっていることな どが特徴。

全日本空輸は香港の投資家グループなどとLCCの共同設立をす でに発表。経営再建中の日本航空もLCC事業について検討すると表 明している。国交省は成長戦略会議などでLCC育成方針を打ち出し ているほか、成田国際空港に対してLCC専用ターミナルの整備を要 請している。