投資家の5人に3人、世界経済は安定したとの見方-BN四半期調査

リーマン・ブラザーズ・ホールデ ィングス破たんから2年を経た今、投資家の5人のうち3人が世界経 済が金融危機を乗り越えて安定したと考えていることがブルームバー グの四半期調査で明らかになった。

ただブルームバーグが世界の1408人の端末ユーザーを対象に今 月16、17両日実施した調査で、景気が拡大していると答えた投資家や アナリスト、トレーダーの割合は6人に1人にすぎなかった。回答者 の41%が金融の状況は安定しているとは確信できないとしており、今 後も市場の動揺が起きる可能性があると答えた。

ロサンゼルス地域のヘッジファンド、ベンチュラ・キャピタル・ マネジメントの経営に関与しているであるウジ・ジマーマン氏は調査 に回答し、「全体として考えれば世界は安定した」と指摘。「アジアと 中南米の新興市場が停滞している世界経済の支えとなっている」と述 べた。

この調査「ブルームバーグ・グローバル・ポール」の回答者によ ると、政府のデフォルト(債務不履行)リスクなどまだ危険な点は残 っているという。アイルランドがデフォルトに陥る可能性があると答 えた回答の割合は37%と、前回の調査から2倍以上に増加した。ただ、 過半数がデフォルトはありえないと答えている。

調査によると、投資家は保守的に資産を運用することで、現在の 経済状況に対応している。回答者の40%以上が依然として防衛的な姿 勢を取る一方で、3人のうち1人がリスクテークを拡大していると答 えた。残りは正常に戻りつつあると答えている。これらの割合は、前 回の6月調査からほとんど変わっていない。

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