アジアのヘッジファンド資産、上期3.9%増-アジアヘッジ

アジアのヘッジファンド資産は今 年1-6月(上期)に1378億ドル(約11兆7880億円)と、前期比

3.9%増にとどまった。業界誌アジアヘッジが21日に電子メールで明 らかにしたもので、資本の純流入が少なく、リターンがほぼ横ばいだ ったため運用資産の回復が滞ったと指摘した。

発表資料によれば、昨年末時点の資産運用額は1325億ドルだった。

アジアヘッジのアラドナ・ダヤル氏(香港在勤)は「昨年末に向 けて動きが見られたアジアのヘッジファンド資産の回復は、資本流入 が低調だった上に償還が続き、2010年上期にファンドのパフォーマン スがおおむね横ばいだったことから、その後停滞した」と説明した。

米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)のデータによる と、世界のヘッジファンド資産は今年上期に3%増えて1兆6500億ド ル。景気回復失速懸念が証券市場に重しとなった。また、ユーリカヘ ッジ(シンガポール)によれば、今年1-8月のアジアのヘッジファ ンドの運用成績はマイナス0.3%と、6地域で最悪となっている。