消費者金融株が急騰、アコム一時23%高-利息返還の減少期待

アコム、武富士、プロミスなど大手 消費者金融株が軒並み急騰。アコムは2日間で30%近く上昇した。市場 には、これまで利益圧迫の要因となっていた利息返還の請求件数が減少 傾向にあり、経営好転が期待できるとの見方が浮上。過去数カ月間下げ 続けていた反動もあり、買い注文を集めているようだ。

午前終値は、アコムが前週末比264円(20%)高の1586円、プロ ミスが79円(12%)高の740円、武富士が18円(10.4%)高の191円、 アイフルが6円(5.2%)の121円などで値上がり率も上位。この4銘 柄はいずれも前週末から大幅に上昇し、続伸となっている。各銘柄とも 8月以降下落傾向を強めていた。

シティグループ証券の津田武寛アナリストは16日付リポートで、 8月の請求件数が武富士で前年同月比35%、アコムとプロミスが同20% 減だったと指摘。請求増加要因となった2006年1月の最高裁判決から 時間の経過とともに減りつつあると分析している。

JPモルガン証券の辻野菜摘アナリストは、この日の株価動向につ いて、「請求の減少で経営環境の好転が期待され買われているようだ」 とみている。ただ、減少傾向が定着するか、9月、10月の実績を見極め る必要があるという。

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