ダイセキ環株が連日安値、環境分析減と単価安で一転減益へ

汚染土壌の調査・浄化処理を行う ダイセキ環境ソリューション株が大幅に6日続落。環境分析案件の大 幅な減少や競争激化による受注単価の下落が響き、今期(2011年2月 期)業績は従来の増益計画から一転、大幅減益に落ち込む見通しとな った。収益悪化に失望した売りが膨らみ、一時前週末比7.9%安の6 万4500円と連日で年初来安値を更新した。

ダイセキ環が17日発表した業績予想の下方修正によると、今期単 独純利益は前期比78%減の8400万円になる見込み。従来予想は同

9.3%増の4億1300万円だった。ことし4月の土壌汚染対策法改正に 伴う混乱が長引いていることが受注案件の落ち込み、受注単価の下落 につながっている。

いちよし経研の荒関誠人アナリストは、第1四半期決算時点での 業績進ちょくが遅れていたため、通期計画の下方修正は想定されたが、 「減額幅の大きさは予想以上で、ネガティブ・サプライズ」と話した。 4月の土壌汚染法改正による規制強化で、「不適格業者が淘汰され、同 社の収益環境は改善に向かうと見られていたが、業者選定能力が乏し い自治体も少なくなく、淘汰がなかなか進んでない」と、同氏は言う。

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