PIMCO:銀行の上位債や景気変動に抵抗力高い企業の社債を有望視

債券ファンド運用最大手の米パシ フィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、先進 国の低成長見通しを考慮し、銀行の上位債や景気変動に抵抗力の強い 企業の債券、新興国の経済成長から恩恵を受ける企業の債券が他の債 券を上回るパフォーマンスになる公算が大きいとの見解を示した。

PIMCOの社債ポートフォリオのグローバル責任者、マーク・ キーセル氏は同社ウェブサイトに掲載された20日付のリポートで、 景気減速や政府の規制強化、企業や消費者のレバレッジ解消などを背 景に、航空会社のEETC(航空機を担保とする証券)やケーブル会 社やパイプライン会社などの債券に投資機会があると指摘。米銀の上 位債も「非常に魅力あるバリュエーション(評価)」を提供する可能 性があると分析した。

同氏は「先進国の経済成長の弱さがデフォルト(債務不履行)リ スクの上昇につながりかねないため、強固な資産の裏付けのある企業 への投資が他を上回るパフォーマンスになる可能性が高い」と説明し た。