米BOA:全世界で最大400人削減へ、事業見直しで-関係者

資産規模で米銀最大手のバンク・ オブ・アメリカ(BOA)は、経営陣による事業見直しの結果、グロ ーバル・バンキング・アンド・マーケッツ部門で従業員を最大400人 削減する。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

見直し作業は、BOAによる2009年のメリルリンチ買収以降、同 部門を指揮しているトーマス・モンタグ氏の主導で行われた。マネジ ングディレクターからジュニアアナリストまでさまざまな役職の従業 員が影響を受けることになる。決定が未公表であることを理由に、同 関係者が匿名を条件に明らかにした。

エドワード・ジョーンズのアナリスト、トム・レワンドウスキー 氏(セントルイス在勤)は「他の多くの企業も従業員数の適正化を図 っており、同様の人員削減が見られたとしても驚きはない。トレーデ ィングのさまざまな分野で様子見ムードが高まっているため、全般的 に事業が落ち込んでいる」と指摘した。同氏はBOAの投資評価を「買 い」としている。

アナリストらによると、今年7-9月(第3四半期)は、米5大 銀行の投資銀行・トレーディング部門の収入が08年10-12月期以来 の低水準になる可能性がある。期待外れの経済指標や、欧州ソブリン 債や世界的な景気回復をめぐる不透明感が、投資家の市場離れを招い ているという。