生産性向上が米労働市場の回復を抑制へ-SF連銀エコノミスト

米国の労働市場回復には生産 性の急激な低下が必要になるが、その可能性は低い。米サンフラ ンシスコ連銀のエコノミストが指摘した。

同連銀のシニアエコノミスト、ダニエル・J・ウィルソン氏 は20 日公表のリポートで、「企業は従業員の新規雇用や現在のス タッフの労働時間延長をせずに、製品やサービスの需要を満たす ことができている。なぜなら、労働生産性を高めているからだ」 と説明した。

同氏は、リセッション(景気後退)期に労働生産性は年率

2.5%上昇したと言及。リセッション終了以降は同2.8%上昇と、 生産性がさらに高まっているとし、それが失業率に一段の低下が 見られない理由の1つだと記した。

ウィルソン氏は「向こう1-2年に雇用が十分な力強さで回 復するには、生産性の伸びが1%以下に急低下する必要がある」 と解説した。

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