PIMCOのエラリアン氏:FRBは米景気見通しの下方修正が必要

米連邦準備制度理事会(FRB) は米経済の成長見通しを下方修正する必要があり、欧州の景気支援策 は失敗しつつあると、債券ファンド運用最大手、米パシフィック・イン ベストメント・マネジメント(PIMCO)のモハメド・エラリアン 最高経営責任者(CEO)はみている。

エラリアンCEOは自社のウェブサイトのオピニオン欄で、FR Bの追加景気支援策の発表は、21日開催の米連邦公開市場委員会(F OMC)より後になる可能性があると指摘。予想よりも緩やかな経済 成長に伴い、FRBが借り入れコストを低く維持するために米国債購 入を拡大するとの観測が高まっている。先進各国は景気支援策として 自国の通貨安に熱心だと同CEOは付け加えた。

エラリアンCEOは、FRBは新たな緩和措置を示唆するだろう が、「恐らく今回の会合ではないだろう」と予想。FRBは経済成長見 通しを引き下げる必要があると思うとも記している。

同CEOはまた、欧州諸国の債務返済能力をめぐる懸念は強まり つつあり、ギリシャやアイルランド、ポルトガル、スペインのリスク 指標は「危険水準かその近辺まで」押し上げられていると指摘。リス クが縮小しないのは、「公的部門の支援策が機能していないことを意味 している」と解説している。

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